PODCASTサマリー9月12日〜9月16日分
PODCAST ロストラ#132〜136(2022年9月12日〜9月16日分)のサマリーです。
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1週間で20以上の英語表現をご紹介しました。ぜひ復習して身につけてくださいね。
1度聞いても翌日には7割忘れるのが人間の記憶力です。
Sept. 12, 2022 第132回 エリザベス女王と王位継承
エリザベス女王が亡くなりました。一つの時代が終わったと感じます。
今度はKing Charles IIIなんですね。
この王位に関する英語ご表現をご紹介します。
あまり普段は使わないので、この機会に触れておくと良いですね。
Throneという言葉をつかいますよ
ドラマ好きの人は見たかもしれません、Game of thronesのthrone 王位、王座のこと
Line of succession to the British throne Britishの代わりにJapaneseを入れれば 日本の皇位継承となります
Who is in line for the succession to the throne?
また、heirという単語も使います。継承者、後継という意味です。王位継承者
the next heir to the throneはWilliam, prince of walesとなります。
君主制はmonarchy
英国は立憲君主制の国だ
The United Kingdom is a constitutional monarchy.
そしてregin
Queen Elizabeth’s reign
エリザベス女王の治世
それから realmとれうむ 王国、英国はかつての植民地だった国が、Commonwealth realm
個別の主権国家の集まりとして、英連邦王国と呼ばれます。
オーストラリア、ニュージーランド、カナダをはじめ、ジャマイカなどのカリブ諸島を中心に現在15カ国があります。
ウチの旦那さんはカナダの小学校でエリザベス女王のシルバージュビリーのコインが配られたよ、今でも持っていると言っていました。普段はイギリスとカナダやオーストラリアの関係についてあまり意識したことはありませんが、そうかCommon Wealthだもんねと納得しました。
Netflixでやっているエリザベス女王のドラマ、The Crownでは、彼女が女王になってまず心を砕いたのがCommon Wealthの国々に自分の存在を示すことでした。英国の植民地政策と、現地の独立運動、社会情勢など歴史の勉強になります。海外に行こうと思っている人は一度見ておくと良いと思います。
Sept 13, 2022 第133回 視力に関する英語表現
今日はクセのある味、最初は嫌いだったけど、だんだんと好きになった味のことを意味する英語表現をご紹介します。
Acquired Taste
anchovies
cheese
coriander(パクチー)
olives
sushi
などなど、嫌いな人も多いけれど、慣れたら病みつきになってしまう人も多い味ではないでしょうか。
Anchovies are acquired taste.
Olives are acquired taste.
といった感じで使います。
acquire は努力して学ぶ、習得する、身につけるというニュアンス
Learners of languages acquire vocabulary through practice.
言語の学習者は訓練を通じてボキャブラリーを習得する
そして、acquired tasteに似た表現で、ちょっと変わったものが、grow on=生える、ですが
grow on someone
最初は嫌いだったけれど、だんだんと好きになる
He is growing on me
彼のこと、だんだんと好きになってきた
The song is like of growing on me.
その曲が好きになってきた
Sept. 14, 2022 第134回 名著の英語表現:華麗なるギャッツビーから
今日は名著のセリフをご紹介します。スコット・フィッツジェラルドの最も有名な作品、『華麗なるギャッツビー』に出てくるセリフです。
Life starts all over again when it gets crisp in the fall – great Gatsby
「秋がきて爽やかになれば、また人生をやり直せる」– 華麗なるギャッツビーより
秋の空気が好きです。秋になると少し空気が乾燥して、夏には暑さと湿度で曖昧になっていたいろんな物事の輪郭がハッキリする感じ。体も軽くなり、気分が良いです。(だから食欲の秋なのか?)
それだけではなく、「また人生をやり直せる」ような気がするのは、アメリカでは秋は始まりの時期だから。
レーバーデーの回でもお話ししましたが、日本は4月が新学期ですが、アメリカやヨーロッパでは9月から新学期です。会社の年度は1月はじまりですが、オペラやコンサートなどのシーズンが始まるのも秋です。そういう文化背景を知っておくと、文学や映画もさらに深く楽しむことができますね。
Sept. 15, 2022 第135回 たぶん、Maybe とPerhaps可能性を表す英単語
たぶんと言いたい時、とんな単語を使っていますか?
Maybeとperhaps
maybe 、Perhaps、どちらも50%くらいの確率を表現したい時に使います。
Maybe you are right and I am wrong.
I’m not sure. Maybe, it’s possible.
Maybe he’ll come, maybe he won’t.
一番大きな違いは、フォーマルかそうでないか。
perhapsはアメリカでは日常会話ではあまり使われませんが、イギリスではアメリカよりも使われる頻度が高いです。
そして、どちらの国でもフォーマルな場面では圧倒的にperhapsが使われます。
フォーマルというと、それこそ、エリザベス女王に対してはperhapsを使います。女王のプラチナジュブリー、在位70周年の時に出た動画で、パディントンベアーが女王とお茶をしているのですが、おやつのエクレアを台無しにしてしまい、帽子の中からマーマーレードサンドイッチを取り出して、
Perhaps, you would like a marmalade sandwich. I always keep one for emergencies.
もしよろしければ、マーマレードサンドイッチはいかがでしょうか。いつも緊急事態のために持っているものがありますので。
という感じで、使います。perhaps, you would… で〜されてはいかがでしょうか。
ひょっとして、と推測することで距離感と、遠慮した丁寧な感じを出しています。
これはmaybeにはない使い方です。このパディントンの申し出に、女王は笑顔でこんなふうにこたえます。
So do I, I keep mine in here, for later.私も同じです。(サンドイッチを持っています)ここにあります。後で食べるために。
と言って、いつも持っている黒いハンドバッグからサンドイッチを取り出します。
概要欄に動画のリンクを貼りましたので、興味のある方は見てみてください。いま見ると、最後のThank you for everythingというパディントンベアの言葉にじーんとしちゃいます。
Sept. 16, 2022 第136回 豆を使わないチョコレートとコーヒーの話
豆を使わないチョコレートとコーヒーの話
Bean-free chocolate and coffee
First it was dairy-free milk, then meat-less burgers. Now entrepreneurs and investors are hoping to create a market for bean-free chocolate and coffee.
はじまりは、乳製品を使わないミルク、そして肉を使わないハンバーガーだった。次に起業家と投資家が狙うのは、豆を使わないチョコレートとコーヒーの市場をつくること。
乳製品はdairyと言います。dairy-freeで豆乳やいま流行りのオーツミルクなどは、dairy-freeまたはnon-dairy milkといいます。
オーツミルクって英語はoatmilkです。(ねえなんで、オーツミルクって日本語は突然複数形になるの???知っている人がいたら教えてください。)次は、カカオを使わないチョコレートってなんでしょうか。コーヒーは昔からチコリコーヒーとかありますよね、健康食品系で。
どうやら、カカオもコーヒーも栽培については森林破壊の原因となっていること、そして、アフリカを中心に児童労働、小さい子供が働かされいること、そして搾取が問題になっているため、それに代わる方法を模索しているのだとか。とはいえ、代替原料を使ってオリジナルの味に近づけるのは至難の業だそうで、いまいち評判はよくありません。
昔からある健康食品のチコリコーヒーやイナゴ豆のチョコレートもどきなら、「健康のため」という考え方もできますが、化学物質と砂糖などを使ったhighly processed food(超加工品)を本物の代わりに食べたいかと聞かれたら答えはNOです。サステナビリティにとても興味があるのですが、この手の新しい食品については、どうとらえて良いのか正直なところわかりません。
たまーにで良いので、本当に美味しい、本物のチョコが食べたいな。
みなさんはどう思いますか?
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