PODCASTサマリー1月10日〜1月14日分
PODCAST ロストラ#212〜215(2023年1月10日〜1月14日分)のサマリーです。
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1週間で20以上の英語表現をご紹介しました。ぜひ復習して身につけてくださいね。
1度聞いても翌日には7割忘れるのが人間の記憶力です。
Jan 10, 2023 第212回 今年の目標を達成するために欠かせない習慣
Happy New Year! ロストラ、2023年の配信を今日からスタートです。
今年もロストラをどうぞよろしくお願いします。
新年1回目ということで、今年こそ英語力をアップさせたい方にやってもらいたいことをご紹介しますね。
新年の誓い New Year’s Resolutionsを作っている方も多いと思いますが、その中にひとつ加えてほしいことがあります。それは、自分をちゃんと自分で応援してあげること!
ちいさな進歩をきちんと認めてあげるところから、去年より、少しでもできるようになったところを褒めてあげましょう。私たち、もう大人ですから、子供の頃のみたいに、親がよくやってるね、なんて褒めてくれません。気がつくと「なんでできないの?」なんて自分を責めているかもしれません。とにかく自分を褒めて褒めて褒めまくってください。私はできる、よくやってる、毎日毎日褒めてください。ほら、今日もロストラ聴いて新しい表現を覚えたよって、きちんと認識するんです。できれば声に出してくださいね。自分で自分を応援できるようになれば、なんでも、って言うと語弊がありますが、それなりに結果がついてきます。たとえ世界中の全員が敵になっても、自分だけは自分を見放さないくらいのきもちでいきましょう。
Don’t give up on yourself.
You should always be your side.
Jan 11, 2023 第213回 国境の長いトンネルを抜けると…名作の英語
今日は、誰もが知っているあの名作「雪国」の冒頭部分を英訳で楽しんでみましょう。
川端康成は日本人初のノーベル文学賞作家として、海外でも人気があります。
有名な冒頭の一節を日英で比較したいと思います。
まずは、日本語 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった」
むううー。美しいですね。なんですかこの、「夜の底が白くなる」っていう表現は!
英語版 サイデンステッカーの訳ではこんな感じ
The train came out of the long tunnel into the snow country.
The earth lay white under the night sky.
何かに気づきましたか? 最初の文は、主語に注目です。日本語は、ナレーションのような、最初の文章は情景描写で主語がありません。The trainを主語にして、「国境の」を省いています。日本人が英訳するときは long border tunnelとしたくなりますし、国境を省くと、誤訳だと言われかねませんが、トンネルを抜けてsnow countryへ入っていったという意味なので、borderはなくてもself-explanatoryかなと思います。あと英語的にもリダンダントで不自然に思います。リズムを損なうかなと。
二つ目の文は、夜の底が、白くなる The earth lay white
The earthは地面のこと lay は横たわる white
直訳すると 「夜空の下、地面が白く横たわっていた」という意味です。
すごいですね、こんなふうに英訳できるのは文学の才能です。日本語の英訳では、言葉を対になるように訳すと不自然になることが多いです。コンテキストを失わずに、同じ意味合いに訳すと言うことは、必ずしも全ての言葉を訳出するという意味ではありません。英語を話すときにも参考にしてみてください。
Jan 12, 2023 第214回 英語新年の誓いを英語で書いてみよう
年初にその年の目標を宣言することを英語では New Year’s Resolution(s) と言います
レゾリューション は固い決意という意味
今日は、New Year’s Resolution を書いてみましょう
センテンスにしてもフレーズでもOKです。
やりたいこと
I want to …
Improve my English
work out more
work less
find what truly makes me happy
こんなふうになりたい
I want to be…
more organized
a better person
kind to myself…
Resolutionを書いたら LINEやメールで送って下さいね。英語でどう言ったらいいか分からないよ、という方は日本語でOKです。
Jan 13, 2023 第215回 今年のテーマは「越境」です
メルマガにも書いたのですが、今年は越境をテーマにいろいろと情報をシェアしていきたいとおもいます。
今年のテーマは「越境」です
「越境」ときいて、まず最初に思い浮かぶのは、「国境」かもしれません。英語を勉強している以上はやっぱり「海外」とのつながりを考えないわけにはいきませんよね。日本は海に囲まれているので、地続きの「国境」を意識することはないかもしれませんが、やはり国を分つ境目は歴然として存在しています。とはいえ、その国境も永遠ではありません。国家を取り巻く状況は常に変化していて、ある国は消滅し、また新しい国ができたりしています。杜甫の詩にもあるように「国破れて山河あり」なんですよね。
越える対象は「国境」だけではない
その物理的な国境を越える前に、まずは考え方や気持ちのうえで越境する必要があります。海外へ行こうと思って、外の世界に目を向けたとき、そして語学学習を始めたとき、もうすでにひとつの境を超えています。英語や海外の文化を学ぶことでみなさんはいわば、精神的な「越境」を成し遂げているのです。ちょっと大袈裟に説明してみましたが、要は日本に住んで日本語を話している自分という存在の枠組みを、いったん外してみよう。もっと外の世界を見て、固定観念や思い込みを取り払っていこうよ、ということをテーマにいろいろお話したいと思っています。
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