PODCASTサマリー8月29日〜9月2日分
PODCAST ロストラ#122〜126(2022年8月29日〜9月2日分)のサマリーです。
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1週間で20以上の英語表現をご紹介しました。ぜひ復習して身につけてくださいね。
1度聞いても翌日には7割忘れるのが人間の記憶力です。
Aug 29, 2022 第122回 焼き肉の日
焼肉の日
今日は焼肉の日だそうです。焼肉を英語でいうと。。。ちょっと悩んじゃいました
Yakiniku?
はまだ英語として浸透してない感じ。
英語に直訳するとGrilled meatです
でも、「やきにく食べに行こうっ!」ていう時の焼肉はKorean BBQのことが多い気がします。
NYの韓国人街K-Townには焼肉レストランがたくさんあって、そこで焼肉を食べるときには、Let’s go get some korean barbequeとなります。
でも日本にある焼肉ってどういうんだろうと思ったら、Japanese style korean barbeque(長い)と言うそうです。
Japanese barbecueでもOKです。日本の和牛はそのクオリティが高く評価されていますが、焼肉よりも、ステーキや鉄板焼きの方が海外ではポピュラーです。
NYのKorean BBQは、お客が各自お肉を焼くのではなく、お店のおばちゃんが目の前でお肉をハサミでジョキジョキ切って、トングでじゃじゃーっと焼いて、がばっとお皿に持ってくれるので、お客さんが自分で焼くことは少なかったように思います。ダイナミックでこれがまた美味しいんですよね。グループで焼肉に言って女性が取り分けるみたいなのは個人的には参加したくないです。
今日は焼肉食べたいなー
Aug 30, 2022 第123回 老害、融通のきかない人
老害 Problems caused by old people のことですが、がんこで融通の効かない人のことを fossil と言ったりします。
fossilは化石のことHe is a fossil!
He is so unreasonable.
聞き分けがない。reasonable 合理的に意味を否定するunがついて理不尽な、無理ばかり言う理屈が通らないという意味になります。
ちょっと前に流行ったのは OK boomer
boomerとはbaby boomerのことでアメリカでは1946年ー1964年くらいまでに生まれた人たちのこと。いつも、boomersに説教されていたGen Z (1981−96年生まれ)が、もうあんたたちの考えは古いんだよと言うときに使ったのがOK boomer! はいはい、年寄りは黙ってて。と言ったニュアンス。
うるさいお母さんに、はいはい分かりましたよ、と言うときの、OK mom, とにているかもしれません。
不機嫌なお年寄りという意味では I grumpy old man
He is grumpy today. といえば、今日は彼は機嫌が悪い不機嫌、気難しい
そしてgrouchyということばも使います。
文句ばっかりいっている、セサミストリートからいつの間にか消えていたOscar the grouchを思い出します。
Aug 31, 2022 第124回 出世の階段、キャリアアップ
キャリアアップする
出世の階段を英語で言ってみましょう
Stairway of(to) Success 階段はstairway
階段を登るは通常 go up the stairs と言いますが
出世の階段を登るというときには、Climbを使うことも多いです。
climbは通常、ロッククライミングのような体と手を使ってよじ登るという意味ですが、
climbing up the stairs
というときは、特によじ登るという意味はありません。ただ、体を使って登るというアクションに着目している表現です。
またcorporate ladderという言葉を使うこともあります
ladderはハシゴですが、まさに出世の階段という意味です。こちらは手を使ってよじ登るイメージです。
Climbing up the corporate ladder
別の言い方をするとAdvance one’s career in a company
キャリアアップする
I climbed the corporate ladder and hit a glass ceiling.
出世の階段を登って、ガラスの天井にぶつかった。
glass ceilingは、ガラスの天井
組織の中で性別や人種が原因で、実績が正当に評価されずに昇進できない状態を指します。
Sept. 1, 2022 第125回 天災は忘れた頃にやってくる
今日から9月ですね。
そして、防災の日です。1923年に9月1日に起きた関東大震災にちなんでいます。
「天災は忘れたころにやってくる」
という名言がありますが、これは英語でどんなふうに言うのでしょうか
Disasters strike when least expected.
when least expected
最も予測されていないときにとても英語的な表現ですね。
ちなみにこの言葉、誰が言ったかご存知ですか?
これは夏目漱石の弟子としても知られる、物理学者で随筆家の寺田寅彦の言葉と言われています。
私は寺田寅彦の随筆が大好きでよく読むのですが、海外留学の経験もあり、科学と文学(俳句)、クラシック音楽を愛し、なかなか素敵な人物のようです。夏目漱石の小説にも、彼をモデルになった登場人物がいるそうです。寺田寅彦は、関東大震災に遭い、災害や防災の調査もされていました。日本は昔から自然災害が多いので、何度も同じような経験をしているのに、一向に学ばないと嘆いていたそうです。
日本は世界的にみても自然災害が多い国だと思いますが、そのことを諦めて受け入れてしまう傾向があるように思います。自分達が対策としてできることも、天災のせいにしています。東日本大震災の経験を今後に生かすことはできないのでしょうかね。関東大震災から来年で100年ですね。
Sept. 2, 2022 第126回 聴覚に障害のある人が音楽を楽しむための椅子
世界のニュースをご紹介する金曜日
聴覚に障害のある人が音楽を楽しむための椅子を使ったアートのインスタレーションがジュネーブの美術館で行われたと言う話をききました。音楽を振動が体に伝わり、体感できると言うことです。
Tactile chairs that can transmit music vibrations to hearing-impaired or deaf people will be tested at the Museum of Art and History in Geneva.
まだプロトタイプということですが、いろんな境界が破られていくのは大歓迎ですね。
この話をきいて思い出したのは、ウィーン郊外にあるベートーベン博物館のことです。
ベートーベンが交響曲第9番が初演されたとき、彼はほとんど耳が聞こえなかったといいます。作曲中もどんどん衰えていく聴力を、ヘッドフォンで段階的に体感する装置が博物館にありました。実際には、ピアノに耳をつけて振動とかすかに聞こえる音を頼りに作曲したのだそうですが、最後に遥か遠くで聞こえる第9の演奏になみだが出ました。あまり時間がなくて、慌ただしく見学したので次回はたっぷりと時間をとって行きたいと思います。ウィーンの中心地からトラムで20分ほど、交響曲第6番(田園)の着想を得たという、小川のほとりの散策路を歩いてから、博物館に行くのがおすすめです。
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