PODCASTサマリー6月27日〜7月1日分

PODCAST ロストラ#80〜84 (2022年6月27日〜7月1日分)のサマリーです。
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1週間で22の英語表現をご紹介しましたよ。ぜひ復習して身につけてくださいね。
1度聞いても翌日には7割忘れるのが人間の記憶力です。

Jun 27, 2022 第80回 自分にゆるす

「自分にゆるす」を英語でいってみましょう。
日本語の「ゆるす」という言葉を英語にするとき、つい、forgiveという単語を使ってしまいがちです。forgiveは、誰かの言動によって、腹を立てたり、気分を害したときに、それを許す、容赦するという意味です。

Forgive me for interrupting.中断してごめんなさい 
Let’s forgive and forget. 許して、忘れよう

これに対し、自分に何かを許すと言いたいときは、Allowをつかいます。こちらは許可するというニュアンス。
allowを英英辞典でひくと、let somebody do something.  誰かに何かさせてあげる
allow yourself to be fail or perform poorly.

失敗や下手くそであることをじぶんに許す、(間違えること、失敗、うまくいかない状態ことを自分にさせてあげるという意味です)
ちなみに、このallowは禁止をするときにも良く使う表現で、公共の場などの看板でもよく目にします。

Swimming is not allowed here. 
遊泳禁止

動詞のallowが名詞形になると allowanceとなり、これはお小遣いや支給金という意味。
TOEICでは支給金、手当てという意味で出てますよー

Jun 28, 2022 第81回 「暑い」の表現3つ

muggy
湿度が高くて不快な暑さを表現するときに使います。東京の夏の暑さはこの単語を使うのがいちばん合っていると思います。
NYの夏もMuggyな日が多いとみんな言っています。

その日もまた、とても蒸し暑い日でした。
It was another very muggy day. 

Sweltering
こちらも湿度が高くて、うだるような不快な暑さです。息苦しいというニュアンスもあります。
外はうだるような暑さだよ!
It’s sweltering outside!

Scorcher/Scorching
焼け付くような暑さ、湿度が低くてジリジリと焦げる、焼けるという意味です。
今日はホントに焼け付くような暑さだね。
It’s a real scorcher today

Jun 29, 2022 第82回 電力逼迫

電力逼迫
3月のPODCAST第17回で、Power shortageという表現をご紹介しました。

覚えていますか? shortは足りないという意味

電力逼迫は 
short of power supply
power shortage
という表現が使えるというお話をしました。

またまた電力逼迫だそうなので、別の表現をご紹介しますね。
power crunch

crunchは動詞では噛み砕く、そして名詞では、カリカリとか、ザクザクといった音を意味します。そして、危機的な状況、
逼迫した状況という意味もあります。

ひとつの単語でもいろんな意味があるので、ぜひ、ネットでちらっと検索するのではなく、辞書をしっかり読んでみてください。
世界の広がりが違います。

熱波に見舞われた日本列島。東京では電力逼迫注意報がでた。
Tokyo warned of power crunch as Japan endures heat wave.

火力発電所を再稼働させるようですね。
まあ、当面はそれでしのぐしかないですよね。
世界最大の原発、柏崎刈羽は止まっていますからね。

Jun 30, 2022 第83回 塩をひとつまみ

1. take it with a grain of salt
まずは単語から。

take it は「それを取る」ですが、ここでは「それを食べる」という意味です。 
with a grain of saltは「塩をひとつまみかけて」
take it with a grain of salt「塩をひとつまみかけて食べる」という意味になります。

まだよく分かりませんね。
「話半分に聞く」、「まゆつば(騙されないように用心する)」という意味

2. 不味いものでも「塩をひとふり」で食べやすくなる
なんで「塩をひとつまみ」で話半分なのかというと、美味しくないものでも「塩」のちからで飲み込みやすくなるから。なんだか辛辣な表現ですよね。日本語には「まゆつば」という表現がありますが、眉毛につばをつけると狐に騙されないからなのだそうです。カンタンには信用しないぞ、という警戒感があります。

例文:
You should take what government says with a grain of salt.
政府の言うことには用心したほうが良い。

Mary Poppinsという映画では、家庭教師が子どもたちお薬を飲ませるために、スプーン一杯のお砂糖をなめさせる場面があります。こんな歌詞の歌と一緒に。Just a spoonful of sugar helps the medicine go down. 飲みにくいものを飲みやすくするのはsaltなんでしょうか、それともsugarでしょうか。じつはこの歌に出てくるmedicineは「ポリオワクチン」のことなのだそうです。1950年代にポリオが大流行したとき、子どもたちに抗体を作らせるため、「お砂糖に染み込ませたワクチン」を食べさせたのだそうです。人類と感染症の付き合いはまだまだ終わりそうもないですね。

Jul 1, 2022 第84回  参院選 選挙運動

金曜日のレッスンは、世界の気になるニュースを英語表現と共にご紹介します。

参議院選挙が近づいていますね。
選挙に関する英語表現をご紹介します。
まず、基本から、選挙はElectionです
選挙運動はCampaignです。
参議院はUpper House/House of Councillors
衆議院はLower House/House of Representativesですが、
Upper/Lowerののほうが簡単ですよね。

Japan’s upper house election campaigning has started.
日本の参議院選挙運動がはじまった

campaignというと、マーケティングキャンペーンを思い浮かべますよね。
なんとかキャンペーン実施中!
というときに、campaignという英語をあててしまうとちょっと不自然です。

キャンペーンという言葉はもともとキャンプ、軍事活動を意味するので、キャンペーンは作戦を行う側、社内で使う言葉で、外向きに営業するときにはPromotionを使うのが自然です。Campは野営ですが、Camp Zamaといえば米軍基地のことですよね、軍事基地のことなんです。

あ、そういえば、自民党の公約には軍事費をGDP比2%にするそうで、総額11兆円超えとなります。憲法も変えていよいよ戦争へ一直線な予感がするのはわたしだけでしょうか? ちなみに現状だと日本の軍事費は世界9位、公約が守られれば世界第3位の軍事大国になります。目指しているのはそこなんでしたっけ?

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