PODCASTサマリー5月9日〜13日分
PODCAST ロストラ#45〜49 (2022年5月9日〜13日分)のサマリーです。
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1週間で22の英語表現をご紹介しましたよ。ぜひ復習して身につけてくださいね。
1度聞いても翌日には7割忘れるのが人間の記憶力です。
May 9, 2022 第45回 休暇明けの憂鬱な気分
休暇明けの憂鬱な気分
Post-vacation blues/depression
Depressにはうつ病などのとても深い落ち込みという意味もあるので、
なんか落ち込んだーっといいたいときに、I am depressedは使えません。
I am feeling a little depressed today.
今日はちょっと憂鬱
I am feeling a little down today.でもOK
I don’t feel like doing anything today.
今日は何にもやる気がしないよ
5月病は、May sicknessという言い方もあるようですが、spring fatigueが通じやすいです
May 10, 2022 第46回 ありがち、またかよ、らしいね
誰かが失敗したなどの何か出来事について、話すとき、まあ、よくあることだから気にしないで、大丈夫だよというニュアンス
It happens.
そして、典型的という意味の「ありがち」と言いたいなら、That’s typical!
先日イギリスのコメディを見ていたら、火事が起きて消火器を使おうと思ったらちゃんと動かない、そこで、
Ah, that’s typical!
またかよ〜みたいなニュアンスで言っていました。
He is late again. Oh, that’s typical of him! 彼、また遅れるって。
ああ、いつものことだけどtypicalはニュートラルな表現でも使いますが、人の行動について使うときはこのように少しネガティブなニュアンスこの単語はTOEICやIELTSの基本単語でもあります。試験勉強中の人はおさえておきましょうね。
またtypicalと似ている表現としてThat’s classic!
こちらもクラシックは古典という意味ですが、らしいね、という意味でも使われます。
That’s classic Tom! トムらしいや
May 11, 2022 第47回 着替える
Getを使った着替えに関する表現です。
Getには得るという意味がありますが、Get+過去分詞で様々な受け身の表現ができます。
ネイティブがよく使うのは get dressed
目的にふさわしい服装に着替える、身支度を整えるという意味があります。
I usually get dressed before I eat breakfast.
たいてい朝食の前には着替えている
Get up and get dressed!
起きて着替えなさい!
I love to get dressed up
おめかしするのが好き
I’ll go and get changed.
着替えてくるわ
changedだけでclothesは言わなくても着替えのことです。
go and getはセットで使われることの多い表現です。
May 12, 2022 第48回 予測する、見積もる
予想する、見積もるという意味でアメリカ人とのビジネスで本当によく使われるのがこの表現です。
The ballpark figure
見積もり値
ballparkは野球場のこと
Can you give me a ballpark figure?
だいたいで良いから数字出して
ballpark figureは当てずっぽうではなく、根拠のある予測値です
In the ballpark「球場の中に」という意味
Do you think $10 thousand would be in the ballpark?
1万ドルは予想内だと思う?(1万ドルくらいで収まるかな)
ball gameといえば、球技ですが、私を野球に連れて行って
Take me out to the ball gameという歌にもあるように、baseballを連想するひとが多いです。
May 13, 2022 第49回 ウクライナ侵攻と音楽家
金曜日のレッスンは、世界の気になるニュースを英語表現と共にご紹介して行きたいと思います。
さて、今日は2月にNYのカーネギーホールで行われたウィーンフィルのコンサートについて。
ちょうど、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後に開催されたコンサートで、予定されていた指揮者はプーチンとも親交が深いことで知られている世界的なマエストロでした。ピアニストもロシア人。
彼らはアメリカで演奏することができなくなり、コンサートの直前で指揮者とピアニストの代役を立てることになりました。
カナダ人の指揮者ヤニック・ネゼ=セガンと韓国人ピアニストのチョ・ソンジンが選ばれました。ピアニストのチョ・ソンジンは、ベルリン在住。
ショパンコンクールで一位を取ったことのある実力派ですが、世界最高峰のウィーンフィルと共演したことはありません。
彼の人生は、1日にしてガラりと変わりました。代役の打診をもらったのが、コンサート前日の夜7時。ウィーンフィルとの競演するのはラフマニノフのピアノ協奏曲です。その曲は3年前に演奏したきり。
(訂正:音声ではピアコン3番と言いましたが、ピアノ協奏曲第2番でした。)
なんとか練習時間が欲しい。
でも自宅アパートは午後10以降はピアノ演奏ができない。
マネージャーが市内のホテルに交渉して、ロビーのピアノを借りられることになり、朝の4時までひたすら練習。
そのまま朝7時のフライトでNYに飛び、同日午後到着。
サンドイッチを食べて、15分仮眠を取って、午後9時の本番という、ドラマチックな一日でした。
チャンスはこうしてある日突然、やってくるのですね。もちろん素晴らしい演奏でした。
You have to be ready for a miracle.
WQXRのサイトから演奏を聞くことができます。
https://www.wqxr.org/story/vienna-philharmonic-orchestra/
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