アート好きのためのやさしい英語レッスン 第7回:シャルダン作「シャボン玉遊び」

アート好きのためのやさしい英語レッスン 第7回
第7回目はシャルダンの「シャボン玉遊び(Soap Bubble, 1730-35)」です。シャルダンはロココ時代のフランスの画家ですが、キラキラのロココ絵画、フラゴナールやブーシェとは違って地味な普通の生活を描いています。フェルメールなどのオランダ絵画の影響も見られ、フランドル絵画に分類されることもあります。日本で開かれたオランダ絵画展でもシャルダンの作品がいくつか展示されていました。穏やかで平和な日常の何気ない風景を描いた作品が私は好きです。
今回の作品も、子供がシャボン玉風船を作って遊ぶという、ほんとうにありきたりなテーマですが、真剣な眼差しを見ていると、じんわりと幸せな気持ちなってきませんか? 18世期、まだ革命前のフランスの人々の暮らしが見えてきます。
あ、ちなみにシャルダンってどっかで聞いたことありませんか? そう、芳香剤のシャルダンはスペリングは違いますが、エステー化学の社長さんがシャルダンの絵が好きで、「いい香りでやすらげる空間を提供したい」との想いを込めて名付けたのだそうです。
シャルダンに関するウィキペディアのページはこちら
第7回目の動画はこちらです。今回は短いですが、ちょっと話すスピードが早いので苦しいかもしれません。ワシントン・ナショナル・ギャラリーの子供向けコンテンツですが、大人も十分楽しめる内容になっています。英語のリスニング教材としても使えます。まずは、じっくり聞いてみてくださいね。リスニング力をさらにアップさせたい人は、ぜひディクテーション(書き取り)に挑戦してみてください。
キーワードを理解したら、動画を見てみましょう。
次はやさしい穴埋めディクテーション問題に挑戦してみてください。
英語のスクリプトをみながら、答え合わせをします。
聞き取れなかった部分をもういちど確認してみましょう。
リスニングとボキャビル、そしてアートが一度に学べます。
*音声のスピードが早すぎると感じるなら、右下の歯車マーク「設定」から再生速度を開きいて
調整してください。0.75だと少しゆっくりになります。あんまり速度を落とすと、酔っ払いが
話してるみたいになるので注意です。
早めのスピードに挑戦したい方は、1.25から挑戦してみてくださいね。早い速度に慣れておくと
標準で聞くのがラクになります。
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第8回の配信は5月26日(火曜日)です。
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