【翻訳者と学ぶビジネス英語】第5回 副業は英語でなんていう?
プロのビジネス翻訳者が仕事に役立つやさしい英語表現を解説します。
Side Job/Hustle
最近、「副業」って言葉を良く聞きますね。サラリーマンでも副業しなくちゃダメみたいな風潮です。
本業(main job)に対しての副業なので Side jobまたはside hustleという表現を使います。ハッスルね。
Gig
Gigという言葉もかなり頻繁に聞かれるようになりました。
私の感覚では、「ライブハウスでのギグ」という文脈でしか使ったことのない単語でしたが、近年はgig=単発の仕事という意味でよく使われます。いわゆるUberなどの独立請負人、個人事業主(independent contractor)の仕事がこれに当たります。ギグワーカー(gig worker)といえば、単発の仕事を個人で請け負う働き方をする人のことです。「自由な働き方」と言われることもありますが、雇用主にとっては使い捨てできる安価な労働力としての側面もあります。
例文
パンデミックの間に副業を始めた。
I started a side hustle during the pandemic.
雇用主はギグワーカーに対して健康保険などの社会保障を支払う必要がない。
Employers don’t have to offer gig workers benefits like health insurance
メモ
日本でもついに終身雇用制度が崩壊して、企業も副業を認めざるを得なくなってきましたね。NYでは副業をする人がわりと多かったように思います。会社員でも掛け持ちでいろんなことをしている人が何人もいました。
私も翻訳の仕事で会社員をやっていたときから、副業で自分の興味のある分野の翻訳の仕事を請け負っていました。(もちろん会社の人事に相談して、本業に影響がないことを確認してからです)。外資系企業では本業の他に自分の会社を持っている人も多いのではないでしょうか。いろいろと好奇心旺盛な人が副業にも向いているかもしれません。
副業はすぐに儲かるというものを探すのも良いですが、何か自分がずっとやりたかったこととか、夢中になれる分野で始めてみるとよいかもしれませんね。
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