PODCASTサマリー1月23日〜1月27日分

PODCAST ロストラ#221〜225(2023年1月23日〜1月27日分)のサマリーです。
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1週間で20以上の英語表現をご紹介しました。ぜひ復習して身につけてくださいね。
1度聞いても翌日には7割忘れるのが人間の記憶力です。

Jan 24, 2023 第221回 『ムーミン谷の冬』 春をはやく呼ぶ方法

今日から「ムーミン谷の冬」を使って英語のレッスンをお届けします。

家族はみんな冬眠中にひとりだけ目を覚ましてしまったムーミン。
家の時計はすべて止まり、外は雪に覆われてまるで死んでしまったよう。寂しくなってこんなことを考えます。

I’ll wind all the clocks, he thought. Perhaps that makes the spring come a tiny bit earlier.

とけいのねじをみんなまいてやろう。
そうしたら、春が、すこしはやくくるかもしれない。

wind the clock 時計のネジを巻く
名詞の風と同じスペリングですが、こちらはwind発音はワインドです。
ぐるっと巻く、何かを巻き付けるという意味。曲がりくねるいう意味もあります。

Winding road 
Wind down

ならネジがゆるむ。
リラックスするという意味になります。

緊張をほどいてリラックスする時間が必要
You need time to wind down and relax.

ムーミン谷の冬の英語版はこちらから購入可能です。

Kindle版もあります。

日本語は講談社文庫から出ています。

 

 

Jan 25, 2023 第222回 突然の寒波

突然の寒波

冬になるとやってくる寒波はそのまま cold wave ですが、突然来る寒波のことを

cold snap
cold snaps

snapは急変や激変を意味します。
Snapの基本的な意味には「機敏な動き」があります

まずは、パチン! パキッ! という音、ポキンと折れる音

気づいた方もいるかもしれませんが、スナップエンドウのスナップはポキっと折れる音からきています。

スナップ写真は、準備などしないでその場でパッと素早く撮った写真のことですよね。

また、snapには素早く噛み付くという意味もあり、犬が何かに噛み付いたりする様子や、ネイティブがよく使う表現があります。 

snap at +人
で〜にキレる、カッとなって攻撃的な言葉を使う

He snapped at her.
彼が突然彼女にキレた。

これは八つ当たりというニュアンスもあります。

snapの基本がわかったところで、もう一度
今日の表現、急な寒波は、cold snap
The cold snap will start on tomorrow…

Bundle up and stay warm!

Jan 25, 2023 第223回 ビジネス英語の電子メール 締めの言葉に「生あたたかい敬意」

今日はsign-offのお話をします。サインオフとはお手紙やメールの最後に書くむすびの言葉のことです。日本語だとメールの場合だいたいは「どうぞよろしくお願いします」となるかなと思います。

英語では、
Regards, Best regards, Kind regards, Warm regards, など敬意を込めてという意味のRegards系

イギリス人ならCheers! 
乾杯という意味ですが、ありがとうやじゃあねと言いたい時によく使われます。

かしこまった手紙なら、敬具にあたる Sincerely Yours などがあります。

友達とのやりとりなら、LoveとかCiaoとか なつかしやゴシップガールのXOXOはHugs and Kissesという意味です。Kristin Bellの声が忘れられません

なんと最近では、Z世代(GenZ)たちのあいだでこんなサインオフが使われているとか

Lukewarm regards

Lukewarmはぬるいという意味 lukewarm waterでぬるま湯なので、「なまあたたかい敬意」という意味

Lukewarm gaze なまあたたかい視線とかいろいろ使われているようです。面白いですね。

Jan 26, 2023 第224回 今年の干支、ウサギに関する英単語

今年はウサギ年ということでウサギのイメージについて

Rabbitはうさぎ、どっちかというと小さいウサギです。
穴を掘るひとたち

これに対してHare(発音は髪の毛のhairと全く同じです)は野うさぎ、こちらは耳と足が長くて、穴を掘らないひとたち

イソップ童話のウサギと亀のお話は、The tortoise and the hareです。
それから、Bunnyは子ウサギのことです。CatのkittyやDogのPuppyにあたることば。

西洋ではウサギのイメージは多産、fertility と富 fortuneそしてabundance などです。中国でも美や幸運が連想されるそうです。なんかいいですね。リッチな感じがします。

そうそう、そういえばRabbit Holeはウサギの穴という意味ですが、これはルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」で、ウサギを追いかけてアリスが迷い込んだウサギの穴のことです。

英語では、このRabbit Holeが「終わりのない迷路」、「底なし沼」みたいな意味で使われます。 最近だと、NYTの記事でフェイクニュースの出どころを探そうと、陰謀論を調べ始めたらラビットホールだったなんて言っていました。掘っても、掘っても、終わりがない感じなんですね。意外と日常会話やドラマなんか見ていても使われています。

Jan 27, 2023 第225回 史上最年少の女性首相になったアーダーン氏が辞任を発表

今週は、ニュージーランドのアーダーン首相の辞任ついて英語表現とともにお話ししたいと思います。ジャシンダ・アーダーン首相は2017年から6年間にわたりニュージーランドのリーダーを務めました。就任当時、37歳で世界最年少の女性首相になり、1年後には長女を出産しています。

コロナの対応をめぐっては早期の鎖国でワクチン接種のための時間稼ぎしていたのを覚えています。やっぱ島国だからできるよねー鎖国!と思ってました。そして、鎖国しないんだー島国なのにねーどっかの国は。。。対応おそーとも思っていました。

私が印象に残っているのは、少し前にフィンランドのマリン首相と会談した際、インタビューで「キミたち年も近いしで共通の話題があるから会談したのかい」と聞かれ、「なんじゃわれー」ではなく、「バラク・オバマとジョン・キー(NZの前首相に、あんたら歳が近いから会談したんですか、って聞く人いますか?」と返していたことです。

I wonder whether or not anyone ever asked [former U.S. President] Barack Obama and [New Zealand’s former PM] John Key if they met because they were of similar age.

続けてマリン首相が「え、二人とも首相だからですけど、何か」という態度で素敵でした。

We are meeting because we are prime ministers.

2月に辞任するアーダーン首相、もうタンクに何も残っていないと言っていて、She said she had nothing left in the tank.

そして、I am human…とも 私も人間だからと。もう首相を続けるエネルギーがないと言っていて、Burn out 燃え尽き症候群などとも言われていますが、普通はちゃんとやったら燃え尽きちゃうよね、国のリーダーなんで。国会で昼寝してたら話は別だけどね!

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