アート好きのためのやさしい英語レッスン 第4回:メアリー・カサット作「船遊びする人たち」

アート好きのためのやさしい英語レッスン 第4回
第4回目はアメリカ人の印象派画家、メアリー・カサットの作品「船遊びする人たち(The Boating Party) 1893年」です。
1844年、ピッツバーグの裕福な家に生まれたメアリー・カサットは、ヨーロッパを旅しながら育ち、フィラデルフィアの美術学校へ行ったのち、本場で勉強するためにパリへと渡ります。パリでエドガー・ドガと親しくなり、印象派のメンバーとして活動していました(勝手気ままなドガとは後で仲違いして、持ってた手紙を全部焼き尽くしたりしてますけどね)。アメリカで印象派の人気が高まったのも彼女の功績だと言われています。
そして、この絵を見て何か気付きませんでしたか?
この臨場感のある画面の切り方…
そう! 構図が浮世絵みたいでしょ?
カサットは喜多川歌麿など浮世絵のコレクターでもありました。
この作品は、NYのメトロポリタン美術館にあるエデュアール・マネの作品
「船遊び(The boating)」に着想を得て描かれたと言われています。
マネも浮世絵に影響されて描いてるからね。斬新な構図にみんなやられちゃったんですね。
第4回目の動画はこちらです。ワシントン・ナショナル・ギャラリーの子供向けコンテンツですが、大人も十分楽しめる内容になっています。英語のリスニング教材としても使えます。まずは、じっくり聞いてみてくださいね。リスニング力をさらにアップさせたい人は、ぜひディクテーション(書き取り)に挑戦してみてください。
キーワードを理解したら、動画を見てみましょう。
次はやさしい穴埋めディクテーション問題に挑戦してみてください。
英語のスクリプトをみながら、答え合わせをします。
聞き取れなかった部分をもういちど確認してみましょう。
リスニングとボキャビル、そしてアートが一度に学べます。
*音声のスピードが早すぎると感じるなら、右下の歯車マーク「設定」から再生速度を開きいて
調整してください。0.75だと少しゆっくりになります。あんまり速度を落とすと、酔っ払いが
話してるみたいになるので注意です。
早めのスピードに挑戦したい方は、1.25から挑戦してみてくださいね。早い速度に慣れておくと
標準で聞くのがラクになります。
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第5回の配信は5月5日(火曜日)です。
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