なぜ日本人のTOEIC平均点はアジア各国より低いのか

英語学習法

今日はみんなが気になるTOEICのお話。

TOEICの勉強ってしていますか?


日本は世界でもダントツに平均点の
ひくい国だそうです。
48各国中40位。

あーやっぱり日本人は英語が苦手だからね、
と思いましたか?
そうじゃないんです。

日本人のTOEICの点数が低い理由は、高い点数を取って得られるインセンティブ(馬のニンジン)が他の国より少ないから、真剣に勉強していないんです。

だって、普通に日本で暮らしていたら日本語だけで困ることはないし、豊かで平和で安全で、別に英語なんてできなくても
なんの不都合もありませんよね。(多くのアメリカ人が英語しか話さないのと一緒です)

だから、無理やり受けさせられたり仕方なくやる。

まあ、それで高得点が取れるひとは試験勉強が得意なひとです。

一位バングラデシュや二位のインドは、社会的に英語が浸透していることもあるけれど、英語が出来ることで得られる利益が、というより、英語が出来ないことによる不利益がはるかに多いから。

前にご紹介した映画でもそうでした。

 

では、英語を習得したらどんな良いことがあるでしょうか?

 
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いちばん分かりやすいのは、お金。
 
あるビジネス雑誌の調査では、英語のできるひとは、できないひとよりも年収が高いという結果が出ています。
 
もう少し正確にいうと、年収が上がるにつれて、英語ができる割合も上がるということ。
 
その差は150-200万程度、
 
これは、会社勤めを30年間やるなら4500-6000万円の差が出ます。
 
マンション買えますね。
 
また、年収が高くなるほど、学びに投資できる余裕ができるので、さらにスキルアップして、より良い条件のポジションへ移ることが可能になったりするというメリットも。
 
アシスタントからエンジニア、営業などあらゆる分野で、英語が出来ると年収がアップします。
 
It’s not always about the money, but…
 
お金のモンダイばかりではないけれど、やっぱり違いは歴然です。
 
だからキャリアアップしたい人は英語を学ぶんですね。
 

最近聞いた話では、大規模公開オンライン講座(MOOC)のコースを受けている人がアジアとアフリカで急増しているとか。MOOCでは英語で世界中の大学などの授業がほとんど無料で受けられますし、中高レベルの講座もあります。コロナで学校へ行けなくなった子どもたちも受講できますよね。正規の教育制度とどのようにリンク出来るかはわかりませんが、「英語ができれば」自分の興味に応じて様々な学習が可能なんです。

英語ができること、ネットの環境が整っていることが条件になりますが、先進国のなかでは子供のPCの普及率が飛び抜けて低い日本は、ぼんやりしているうちにどんどん追い抜かれているように感じます。

 
 
 
でもお金よりも大切な、英語を学ぶメリットがあります。
 
それは世界平和への貢献です。
 
なーんて、大きく出ちゃいました!
 

英語を学んで、世界のことを学ぶ、世界のひとたちと交流を持ち、文化やものの考え方を理解する。
 
 
世界中のひとたちがそうやってお互いを認め合い、協力し合えるようになれば、国境に壁をつくる必要なんてなくなるのだと思います。
 
 
世界が平和であること、それは私たちがより良く生きるためにとても大切な要素です。
 
 
日本にいると、なにか見えないドームのようなもので守られていて、海外で起きていることはそれこそ対岸の火事のような、Surrealに感じられます。
 
だから私たちは、いろいろなことに無関心になり、自分さえよければいいという利己的なふるまいをしてしまいがち。
 
コロナでさえ、海外の情報が遮断されているので日本はマシな方かと思ってしまいがちですが、実際にはアジアでも感染者数は多い方(インドと中国は別として)です。
 
 
英語を学ぶということは、私たちが他人を尊重し、偏見をなくして助け合う基礎になる。それがまわりまわって平和な世界の実現が近づくんじゃないかと思うのです

 

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