なぜ日本人のTOEIC平均点はアジア各国より低いのか
今日はみんなが気になるTOEICのお話。
TOEICの勉強ってしていますか?
日本は世界でもダントツに平均点のひくい国だそうです。
48各国中40位。
あーやっぱり日本人は英語が苦手だからね、と思いましたか?
そうじゃないんです。
日本人のTOEICの点数が低い理由は、高い点数を取って得られるインセンティブ(馬のニンジン)が他の国より少ないから、真剣に勉強していないんです。
だって、普通に日本で暮らしていたら日本語だけで困ることはないし、豊かで平和で安全で、別に英語なんてできなくても
なんの不都合もありませんよね。(多くのアメリカ人が英語しか話さないのと一緒です)
だから、無理やり受けさせられたり仕方なくやる。
まあ、それで高得点が取れるひとは試験勉強が得意なひとです。
一位バングラデシュや二位のインドは、社会的に英語が浸透していることもあるけれど、英語が出来ることで得られる利益が、というより、英語が出来ないことによる不利益がはるかに多いから。
前にご紹介した映画でもそうでした。
では、英語を習得したらどんな良いことがあるでしょうか?
最近聞いた話では、大規模公開オンライン講座(MOOC)のコースを受けている人がアジアとアフリカで急増しているとか。MOOCでは英語で世界中の大学などの授業がほとんど無料で受けられますし、中高レベルの講座もあります。コロナで学校へ行けなくなった子どもたちも受講できますよね。正規の教育制度とどのようにリンク出来るかはわかりませんが、「英語ができれば」自分の興味に応じて様々な学習が可能なんです。
英語ができること、ネットの環境が整っていることが条件になりますが、先進国のなかでは子供のPCの普及率が飛び抜けて低い日本は、ぼんやりしているうちにどんどん追い抜かれているように感じます。
英語を学んで、世界のことを学ぶ、世界のひとたちと交流を持ち、文化やものの考え方を理解する。
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