【リスニング・レッスン】Michelle Yeoh(ミッシェル・ヨー)のオスカー受賞スピーチ

動画でリスニング

ミッシェル・ヨーのオスカー受賞スピーチの抜粋からリスニングレッスンをしてみましょう。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で主人公を演じる中華系マレーシア人のミッシェル・ヨーさんが、アカデミー賞の主演女優賞を受賞しました。アジア系の俳優としては史上初となります。

ヨーさんが演じる主人公エブリンはアメリカでコインランドリーを経営する中国移民。いつしかマルチバースに引きずり込まれ、気づいたら宇宙を救うスーパーヒーローになっているというSF映画です。

授賞式のスピーチの抜粋(30秒程度)から英語表現を解説します。ヨーさんのアジア系の言語特有のアクセントがある発音は、私たちにも聞き取りやすいのではないでしょうか。 

【リスニングのやり方】
1. 動画を見て、理解してみてください。(字幕が出てますが)
2. スクリプトを一度読む。分からない単語や表現をチェックする
3. スクリプトを読みながら音声を聞く。聞き取れない部分があったら、音と文字を確認しながら何度か聞く。
4. 上級者はディクテーション(音声書き起こし)をやってみる。

 

 

【英文スクリプト】

Thank you, thank you.

For all the little boys and girls who look like me, watching tonight, this is the beacon of hope and possibilities.

This is proof that dreams, dream big and dreams do come true.

And ladies, don’t let anybody tell you you are ever past your prime.

Never give up.

【単語解説】

beacon 光 特に灯台など、行き先や場所を示す合図として使われるもの
possibilities 可能性(複数形)
proof 証拠
prime 最高の時、全盛期(テレビの視聴率が最も高くなるゴールデンタイムは英語ではPrime time)

【日本語訳】

ありがとう、ありがとうございます。
今晩これを見ている、私のような外見をしている(アジア系の)少年少女の皆さん、この受賞はあなたたちに希望と可能性を示す光です。
これは、大きな夢を持ち、それが実際に叶うという証です。
そして女性のみなさん、「女盛りを過ぎた」なんて誰にも言わせないで。絶対に諦めないで。

【コメント】

ようやくセクハラや性差別問題、人種問題に重い腰をあげたハリウッドですが、まだまだ「女は40歳まで」という認識をしている男性も多く、ちょうどCNNの朝の顔として知られるドン・レモン(Don Lemon)が共和党の大統領候補に名乗りを挙げた、元サウスカロライナ州知事ニッキー・ヘイリー(Nikki Haley)議員(51歳)のことを、番組内で「she is past her prime(彼女は女盛りを過ぎている。女のピークは20代、30代で…)」と言って大炎上したこともあって、コメントに入れたのだと言われています。今回オスカーを受賞したヨーさんは60歳ですから、女性に対する年齢差別にも言及したかったのでしょう。英語にはこんな表現もあります。Best is yet to come(最高の時はまだ来ていない。まだまだこれから!)いくつになっても輝いていたいですね。

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