Double Rainbow – 雨のバラ園
雨にちなんで、double rainbowーボサノバの神様、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲を紹介します。
原曲は「雨のバラ園」という意味のポルトガル語なのですが、英語バージョンはなぜか「ダブルレインボー」
ほんとはポルトガル語がわかるといいんだけど、英語の歌詞もなかなか素敵です。
雨の中、バラの香りが一層強まるガーデンの様子を思い浮かべながら聞いてね。
Double Rainbow
Listen
聞こえるかい
The rain is falling on the roses
バラの花に雨が降っている
The fragrance drifts across the garden
庭中に香りが広がる
(drift は漂流、漂う、流れるように運ばれる)
Like the scent of some forgotten melody
忘れられた旋律の香りのよう
This melody belongs to you, belongs to me, belongs to no one
この旋律はあなたのもの、わたしのもの、だれのものでもない
See the way the crimson petals scatter when the wind blows
風に散らされる真紅の花びらを見てごらん
(scatter 撒き散らす)
Ah! The secret sigh of love that suddenly the heart knows
ああ! 密かな愛のサインが突然心に現れる
See how a robin’s there among the puddles
ロビンがいくつもの水たまりと
(robinはコマツグミ、鮮やかなオレンジ色のお腹をした渡り鳥。
卵はきれいなブルー。渡り鳥で春を告げる鳥として知られます)
And, hopping through the misty rain drops
霧雨のなかを跳びはねる姿を見てごらん
He’s come to tell us it is spring
春がきたことを伝えてくれる
Look at the double rainbow
ダブルレインボーだよ
The rain is silver in the sun light
太陽に照らされて銀色に光る雨
A fleeting fox is in the garden
庭に逃げてきたキツネ
Rain sweet lovin’ mother rain
雨よ優しい母なる雨
That soaks the earth
地面を洗い
That swells the streams
川を満たす
That cleans the sky
雲を払い
And brings the blue
青空を運んでくる
See how the jasmin tree is all in flower!
ジャスミンの木に満開の花を見てごらん
The little brook of clear waters flows into a vast river
澄んだ小川の水が大きな川に流れ込む
Ah! you belong to no one
ああ、君はだれのものでもない
Ah! you belong to no one
ああ、君はだれのものでもない
素敵な曲なので、ぜひ聞いてみてね。雨のローズガーデンを思いながら。
ステイシー・ケントのカバーバージョン。オーケストラ版なので、ちょっと大げさな感じもするけど、
英語の発音がはっきりしているので、こちらの方がリスニングの勉強には良いかも。
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