アート好きのためのやさしい英語レッスン第13回:オラツィオ・ジェンティレスキ作「リュートを弾く娘(The Lute Player(1612/1620))」
アート好きのためのやさしい英語レッスン 第13回
第13回のテーマはオラツィオ・ジェンティレスキ(Orazio Gentileschi)作「リュートを弾く娘(The Lute Player(1612/1620))」です。
オラツィオ・ジェンティレスキという画家の名前はあまり聞いたことがないかもしれません。16世紀、バロック時代にイタリアのトスカーナに生まれ、カラヴァッジョの友人でもあり、その影響を受けた「カラヴァッジェスキ」として知られていましたが、この作品はカラヴァッジョのような陰影のはっきりとしたドラマチックな表現は薄れ、明るい色調と柔らかい線を使ったトスカーナ独特の手法に画家のオリジナリティが加わった作品となっています。
リュートの調律をしていると思われる女性の表情がとても好きです。様々な楽器と楽譜が置かれたテーブル。彼女はどんな曲を演奏するのでしょうか。リュートは当時とても人気のあった弦楽器で、ギターのように指で演奏します。カラヴァッジョもこの楽器をテーマにした作品「リュート奏者」を残していますし、フェルメールの作品にも「ルートを調弦する女」がありますね。今回の動画の後半でリュートの演奏が聴けるので、楽しんでみてくださいね。
第13回目の動画はこちらです。ワシントン・ナショナル・ギャラリーの子供向けコンテンツですが、大人も十分楽しめる内容になっています。英語のリスニング教材としても使えます。まずは、じっくり聞いてみてくださいね。リスニング力をさらにアップさせたい人は、ぜひディクテーション(書き取り)に挑戦してみてください。
キーワードを理解したら、動画を見てみましょう。
次はやさしい穴埋めディクテーション問題に挑戦してみてください。
英語のスクリプトをみながら、答え合わせをします。
聞き取れなかった部分をもういちど確認してみましょう。
リスニングとボキャビル、そしてアートが一度に学べます。
<動画内で使われている単語の例>
disturb 邪魔をする
concentrate 集中する
tuning 調律、チューニング
lute リュート、ルート
stringed instrument 弦楽器
Lean 傾く、よりかかる
pluck 爪弾く、摘みとる、むしる
musical scores 楽譜
scattered 散らばる
skilled 熟練した 上手い
texture テクスチャ、質感、肌合い
braids 編み込み 三つ編み
*音声のスピードが早すぎると感じるなら、右下の歯車マーク「設定」から再生速度を開きいて
調整してください。0.75だと少しゆっくりになります。あんまり速度を落とすと、酔っ払いが
話してるみたいになるので注意です。
早めのスピードに挑戦したい方は、1.25から挑戦してみてくださいね。早い速度に慣れておくと
標準で聞くのがラクになります。
この絵を題材にした英語のメールレッスンを希望される方は下のリンクをクリックしてください。
メールレッスン(無料)を受けてみる
★アートを題材にした動画でリスニング力をアップ★
【通信講座】リスニング力を鍛える週1トレーニングに、アートを題材にしたレッスンが登場しました!
リスニング講座の詳細はこちらから
この記事へのコメントはありません。