海外へ行けないならアームチェアトラベラーになろう
しばらくはどこへも行けないから、アームチェアトラベラー(Armchair Traveler)として、お家から海外旅行を楽しもうと思います。Armchair Travelerとはお家のアームチェアに座ったままで、旅行関連の本を読んだり、映画を見たり、ネットの情報から旅行気分を味わっている人のこと。なんとぴったりですね。
この言葉はもともとArmchair criticとか、知ったかぶりして偉そうなことを言っているけれど、実際には行動を起こさない人を指す表現です。
日本はとても暮らしやすいし良いところだけれど、ときどき海外へ行かないと息が詰まってしまう。日本とは別の空気。別の言葉を使って、別の食べ物を食べて、別の文化、街並み、自然、人々のなかで過ごしたい。
特にアメリカは若い時に過ごした場所なので、行くだけで当時の気分が戻ってくる。肩に重くのしかかった何かがスルッと取れて自由になる感じ。さすが自由の国アメリカ。これは住んでいたNYでなくても、ハワイでもLAでも同じ、爽快な気分になるんです。
ヨーロッパはまた別の雰囲気。どちらかと言うと日本と似たプレッシャーを感じるけれど、住んだことのない知らない文化にはいつもワクワクする。整備された街並み、美しい建築物、美術館や劇場など、考えただけで魂が喜ぶのが分かります。
そしてアジアはまだあまり行ったことがないけれど、数年前に行った台湾はとても感じが良かったし、今回のコロナでもシステマティックで「スピード感を持った(ってこういう時に使う言葉デスよ)」対応が素晴らしかったので、好感度がさらにアップしました。香港に対する中国の圧力が高まっているので、これから外資系の企業はアジアのハブを台湾に移すかもしれませんね。若い人たちは英語が上手だったし。ニュージーランドもかなり良さそうですね。香港が不安定になってきたので、ニューヨークタイムズはオフィスの一部をソウルに移しました。日本人以外の入国を許していない東京には来れませんからね。(日本の永住権を持っていても一度出国すると再入国できない状態です)
コロナの件では、どの国の政府が主権者である国民のことを第一に考えて行動するのか、行動する能力があるのか、ファクトとロジックをベースに必要な対応ができるのかを浮き彫りにしています。これからは、何かあったら国に頼るのではなく、別の国へ逃げるということも選択肢に入れておいた方が良いかもしれません。とにかくフットワークの軽さと情報収集が必要になるのかもしれません。もちろん、英語ができるといち早く重要な情報を仕入れることができますね。
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