アート好きのためのやさしい英語レッスン 第8回:ヤン・ステーン作「踊る夫婦(1663)」

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アート好きのためのやさしい英語レッスン 

第8回 第8回のテーマはヤン・ステーン(Jan Steen) の「踊る夫婦(The Dancing Couple, 1633)」です。

ヤン・ステーンは、レンブラントやフェルメールに代表される17世期オランダ絵画黄金期に活躍した画家です。家がもともと宿(居酒屋付き)を営んでいたため、今回の作品にあるような居酒屋での酔っ払いや、結婚式などの祝い事で人がたくさん集まる様子をなどオランダ人の庶民の日常を捉えた作品を数多く残しました。ちょっとユーモラスで温かみのある視線が好きです。きっと酔っ払ってハメを外す人たちを見るのが、好きだったんだろうなと思います。

2018年10月から上野の森美術館で開催された「フェルメール展」でもヤン・ステーンの作品が展示されていました。覚えている方も多いのではないでしょうか。

オランダの絵画はブリューゲルボスのように教訓的な意味合いを含んだモチーフが、謎解きのように絵画の中で使われています。ひとつひとつ探して、これはどんな意味だろうと想像しながら見ていくのも楽しいですね。細部に注意して味わってみてください。 

メールレッスンで提供する内容
 

第7回目の動画はこちらです。今回は短いですが、ちょっと話すスピードが早いので苦しいかもしれません。ワシントン・ナショナル・ギャラリーの子供向けコンテンツですが、大人も十分楽しめる内容になっています。英語のリスニング教材としても使えます。まずは、じっくり聞いてみてくださいね。リスニング力をさらにアップさせたい人は、ぜひディクテーション(書き取り)に挑戦してみてください。

メールレッスンでは、まず動画のなかで使用されている英語表現と単語を解説します。

キーワードを理解したら、動画を見てみましょう。
次はやさしい穴埋めディクテーション問題に挑戦してみてください。
英語のスクリプトをみながら、答え合わせをします。
聞き取れなかった部分をもういちど確認してみましょう。

リスニングとボキャビル、そしてアートが一度に学べます。

<動画内で使われている単語の例>
unsure  (決断できずに)迷う、不安に思う
vine-covered ツタの絡まる
trellis トレリス、格子のアーチ
flirting 気のある素振りを見せる
tickle くすぐる
kermesse ケルメス フランドル地方の言葉で「教会のミサ」という意味。年に一度の大きなお祭りのこと。
fair お祭り、縁日、屋台などの市が立つお祭り
pinwheel  かざぐるま
be (go) wild ハメを外す

 

*音声のスピードが早すぎると感じるなら、右下の歯車マーク「設定」から再生速度を開きいて
調整してください。0.75だと少しゆっくりになります。あんまり速度を落とすと、酔っ払いが
話してるみたいになるので注意です。

早めのスピードに挑戦したい方は、1.25から挑戦してみてくださいね。早い速度に慣れておくと
標準で聞くのがラクになります。

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