STEP 3 英語を人生の良き友とする
英語をやり直す準備運動、次のステップは「時間をかける」です。
SLOW ENGLISHと題したサイトの記事を読んでいるあなたは、
「一週間でペラペラに!」なんていう、インチキダイエットの広告みたいな
謳い文句に騙されてはいないはず。
なんでも身に付けようと思ったら、それなりの時間がかかります。
美味しいシチューを作るように、葡萄がワインになるように、
ものごとが1つの形になるまでには、それ相応の時間がかかるという意味です。
もちろん、アッサリした美味しい一夜漬けをつくるように、
「来月の英語のプレゼンを成功させる」といった具体的なゴールを設定して、
短期間である程度の英語を話せるようにすることはできます。
だけど、本当の望みはもっと違うところにありますよね。
英語でコミュニケーションする力を得て、体験したいことがあるはず。
それは、言い換えれば、「あたらしい自分になる」ということ。
でも一晩で大変身 Overnight transformation という訳にはいきません。
そのことをしっかりと覚えていてください。
学生時代に単語の対訳表を見すぎたせいか、英語をマスターするということを、
自分のあたまに翻訳アプリをインストールすることだと勘違いしている人が多いなあと思います。
言語と文化は切っても切り離せないものです。
英語というツールの使い方をある程度習得したとしても、
いつ、どこで、どんな時にどう使うのか、文化的プロトコルを理解していないと
コミュニケーションを円滑に行うことができません。
大人の方は、既に身につけた自国の文化的プロトコルに固執しがちですが、
様々な文化の慣習を理解することで、逆に使い分けができるのも大人の強みでもあります。
これまでの人生経験があるからこそ、多様性や異文化への理解が深まり、
ひいては自国の文化へのより深い理解へと繋がります。
このサイトでは、興味のある分野から英語学習ができるよう、いくつかテーマを
設けています。
自分の興味のある分野なら、学習も継続しやすいし、知識も定着します。
好きなことだから、話すことも苦にならないはず。
既に知識のある分野について英語で学ぶ事で、世界は二倍に広がります。
特に日本は翻訳情報に頼りがちですが、レベルアップするに連れ、
自分で好きな情報を英語で取り入れることができますから、
その情報量は日本語の比較になりません。
大人のやり直し英語では、少しずつ、時間をかけてゆっくりと
これまで培ってきた土壌に英語を染み込ませて、自分のものにしていきましょう。
さらに習得した英語がこれからの自分と共に成長していく、
友人のような存在となることを願っています。
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